企業が生産性を維持・向上させるというのは最重要項目であり、業種業界を問わず永遠の課題でもある。時代性、市況、業界成長性など多くのファクターが流動的に絡み合うため、“万能な特効戦略”や“王道”は存在しないと断言される。さらに現在では、生産性の原資となる人材不足などの世情もあって、ますます生産性戦略を取り巻く状況は厳しくなっている。

本書は、RPA導入企業が増える中で、より大規模なRPA活用を実現させるポイントを紹介する。企業内の検討が進まない状況でのRPA導入は“流動的不透明さ”を常に含み続ける多くのファクターへの対応は難しい。場合によっては、狭い範囲・分野でRPA運営に留まって充足感を得てしまい、生産性・業務効率に転換されない可能性すらはらんでいる。企業が常に“未来志向”であるためにも本書をご一読いただき、RPA活用を軸に社内検討を推進してみてはいかがだろうか?