■特集1 特別インタビュー

イスラエル電力公社 Y. Shneck(ヨシ・シュネック)氏とCyberGym O. Hason(オフィール・ハソン)氏に聞く!

企業はサイバーレジリエンスにどう取り組むべきか

 サイバー攻撃の件数が2017年で年間1億9,000万回、月平均1,500万回、最高月間攻撃数7,000万回(2017年5月)にも及んでいるイスラエル電力公社。2018年はすでに2017年を超えた攻撃数で、月に1,000~3,000件のアタックがあるという。それなのになぜサイバー攻撃を防御できているのか。どのような対策をとっているのか。
 ビジネス(会社)を守るという観点では、いまやサイバー攻撃への対応は、金融や経営などと同様に重要な位置づけになってきている。イスラエル電力公社とセキュリティベンチャー企業「CyberGym」、両者の取り組みについて聞いた。

■特集2 重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス レポート

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックをはじめとするさまざまな国際的イベントを控え、日本の国民生活と社会経済活動が大きく依存する重要インフラでのサイバーセキュリティ対策が急がれている。情報通信分野をはじめ、金融、電力、ガス、医療、水道などの各分野で安全基準の整備や障害対応体制の強化などが求められている。
 産業サイバーセキュリティ対策の見直しは、もうまったなしの最終段階だ。各社のセッションから、2020年に向けた対策を探っていく。