デジタルトランスフォーメーション(DX)は、国内企業の間でも今や待ったなしの潮流となった。そこでの取り組みの中心は多種多様、かつ膨大なデータの高度活用であり、データの格納・管理基盤を担うITインフラは、DXの起点と位置づけられる。

 DX時代のITインフラの刷新を検討する際、多くのIT部門が採る選択肢の1つに、「持たざるITインフラ」としてのクラウドの活用があろう。海外のメガクラウド事業者による国内向けIaaSも充実してきており、ITインフラのクラウドシフトが進んでいる。

 と言っても、持たざるITインフラの選択肢はクラウドばかりではない。海外勢に負けじと、国内既存の商用データセンター事業者の間で、DX時代に選ばれる魅力的なITインフラを提供すべく、サービスメニューの拡充・強化を競っている。

 特に最近、新設あるいは施設・サービス内容を刷新した「新世代データセンター」は要注目だ。安全性・堅牢性をさらに高めたファシリティ、必要に応じて駆けつけられるロケーション、常駐エンジニアによる緊密なサポート、運用監視を委ねられるマネージドサービスなど、ITインフラソリューションとしての魅力が大きく増している。

 そのような新世代データセンターの中でも最新鋭と呼べるのが、2019年9月に開設された「Qicデータセンター博多駅」である。運営するのは九州電力グループの通信事業/データセンター事業を担うQTnet。「電力」「ネットワーク」「データセンター」の各事業で培ったノウハウと顧客の声が反映された最新の都市型データセンターだ。

 本資料は、「Qicデータセンター博多駅」のコンセプトから主要サービス、ユーザーメリットまでをQTnetのキーパーソンに取材してまとめたものだ。九州地区のみならず、首都圏のユーザーも注目すべき特徴やサービス内容が記されている。ITインフラの刷新、データセンターの採用を検討している方は、ぜひともこの資料を入手して、その実力と魅力を確認されたい。