新型コロナウイルス感染症に端を発したリモートワークへの対応などの働き方改革、水害や地震など頻発するの災害への備えなど、多くの企業でIT環境の再考が求められている。その拠点となるデータセンターには堅牢性や安定性が求められることは従来と変わりはないが、さらに近年では大容量電力やより広帯域の通信回線への対応が求められるケースも増えてきた。こうした条件を満たすデータセンターを検討する際の候補となるのが、電力会社系データセンター事業者だ。

そこで本特別号では電力会社系データセンター事業者に注目し、そもそも電力会社系データセンターとは何なのか?他のデータセンターとの違いは?等、その特徴や導入メリットを詳しく解説している。

自社ビジネス拡大に適切なデータセンターの採用や移設を検討している企業や現データセンターへの不満を持ちながらも検討まで至っていない企業の担当者はもちろんのこと、ユーザーへの提案に適切なデータセンターを探しているSIerや協業を検討しているデータセンター事業者にもぜひ一読いただきたい内容だ。