企業活動を行う上で、市場へのアピールは非常に重要であり、ブランドや商品への興味喚起・訴求・周知などを「広く、深く」行うために、広報・宣伝活動に力を入れていることだろう。ひと昔前であれば、紙・TV等の各種メディアや交通広告が主流であったが、現代においては自社Webサイト、メルマガ、SNSなど自社主体で発信できる幅が大いに広がっている。情報発信のコモディティ化とも言える状況ではあるが、以前は専業プロの手によって構築されていたものから、自社でも気軽に内製化できる環境へとシフトしている。

そして情報発信の多様化によって、コンテンツの重要性はますます高まっている。ユーザー接触機会の増大は歓迎できるが、内製化によってコンテンツ制作・管理に日々追われる事態や、専任者を置かずに関連部署のメンバーが片手間でライティングを行っているケースも多いのではないだろうか? 情報配信は「広く、多く、深く」が原則といえるが、頻度が増えても、問われるのは常にコンテンツの“質”である、効果を左右するポイントでもある。

本書は、コンテンツ制作におけるプロのサービスについて解説する。本来、コンテンツ制作は深い専門知識を要する作業である。ターゲット像への絞り込みやSEOを意識した文章展開など、今日のコンテンツ戦略には配慮すべきポイントについても本書内で解説されている。コンテンツ制作のプロのサービスを求める企業だけでなく、自社コンテンツ戦略を見直す上でも広く活用できる内容となっている。情報発信を行うすべての企業人に、ぜひご一読をオススメする。