旅行・観光ビジネスを巡っては、海外からの訪日客、つまり「インバウンド」に注目が集まっている。実際、都内の駅や繁華街などに足を運ぶと、訪日客の多さに目を丸くする機会が少なくない。街角に活気が溢れるのは大歓迎だが、鎌倉や京都などの有名観光地ではオーバーツーリズムへの懸念も高まっていると聞く。

 

 では翻って、日本人の旅行・観光はコロナ禍を経てどう変わったのだろうか? 「Go To トラベル」や「全国旅行支援」などの施策が相次いで打ち出された一方、感染が怖くて旅行を控えた方が多数いたのは事実。リモートワークの普及など社会情勢も4年の間に変化した。

 

 さらには、ロシアによるウクライナ侵攻など国際情勢の不安定化、それに伴う物流の混乱、円安による物価高などが続いている以上、海外旅行への影響も予想される。日本人にとっての旅行のリアルとはなにか? 各種の統計調査・レポートの数字を元に読み解いていこう。