2023年5月、新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行した。働き方にも再びオフィスに集まる形態へと戻る変化が見られるものの、テレビ会議やリモートワークの併用など、いつでもどこでも繋がる IT ツールの利活用を前提としたハイブリッドな環境づくりが主流となりつつあるようだ。

 

これからの先進的なワークスタイルを実現するためには、誰もが使える IT ツールの存在が欠かせない。そんな業務プラットフォームの要となるのが、Webブラウザだ。SaaSやクラウドのシームレスな連携・運用でも欠かすことのできないツールだが、ユーザー制御や利用アプリ制限など、管理面の効率化を進めていく上でも、改めて注目しておきたいポイントは数多い。

 

本書は、ユーザーがいつでもどこでも安全に働けるように、どのようにブラウザを運用管理すべきかを徹底して掘り下げている。業務体制の整備において、具体的にどのようなことができるのかを豊富なビジュアルと共に解説したガイドブックとなっている。セキュリティに配慮した運用紹介も実践的だ。クラウド活用のフロントエンドとなるWebブラウザを見直す手引きとして、ぜひご活用いただきたい。