セキュリティに対する脅威が日々拡大を続ける現状において、組織のIT管理者はその対応に頭を悩ませている。その背景には、従業員が複数のデバイスを併用するマルチOS、マルチデバイス化の進行に伴い、端末の管理維持に係る工数が増大していること、リモートワークの普及により、社内ネットワークを対象とする境界型防御の有効性が低下したことなどがある。

 

OSレベルのエンドポイント対策だけでは、外部で使われる端末の防御として心もとないものの、端末数に応じてコストが発生する対策の導入は予算的に難しいというケースも多いだろう。

 

そこで注目すべきなのが、ブラウザレベルでの従業員環境の管理、セキュリティ対策という新しいアプローチだ。業務システムの多くがWebアプリケーションとして実装され、SaaSの利用が拡大する中、そのフロントエンドとなるブラウザでの対策は、安全にWebやクラウドを活用する上で要となる重要な役割に進化してきている。

 

本資料では、Googleが無償で提供している組織向けの管理ツール「Chrome ブラウザ クラウド管理」によって、どのような管理・対策が行なえ、どのような効果が期待できるかを紹介している。煩雑な端末管理やセキュリティ対策の強化といった課題を持つIT管理者は、ぜひご一読いただきたい。