クラウドサービスの利用拡大などで、ネットワークを流れるトラフィックの種類と量は、爆発的に増加しており「問題なく・快適に」をあたりまえに維持していくには、多くの労力とコストを要する事態となっている。
ビジネスやサービスを停滞させないためにも、ネットワークトラフィックの監視は今や避けては通れない重要項目といえる。監視ツールの進化は著しいが、読者諸氏は現在の監視ツールに満足しているだろうか? スパイクアクセスが発生した場合など、発信元の究明や課題解決に至るまでに時間を費やしすぎてはいないだろうか?
本書は、多くの企業で使われているネットワーク機器とフローコレクター「NetFlow Analyzer」との親和性について解説する。NetFlowをはじめとするフロー技術の活用で、ネットワークトラフィックの内訳を、送信元/宛先IPアドレス軸やアプリケーション軸などで可視化することができる。またNetFlow Analyzerは、ネットワーク機器のメーカーと密接に連携しながら開発をされており、多角的な機能がネットワーク管理者をサポートしてくれる。本書をご一読いただき、ネットワーク監視強化とともに、自社のビジネスを高めてみてはいかがだろうか。