あらゆる産業分野で進むDX。OT環境では多くのIT技術が使われてITとOTの融合が進み、その結果、クラウド経由のITシステムへの攻撃が、OT環境へのセキュリティ事故につながってきています。また、新型コロナ禍でテレワーク・働き方を狙った攻撃も増え、それを突いた新たな攻撃も起こっています。
デジタル化が進むOT/IoTシステムをどう守るか?! 本冊子でその解決の糸口が見つけられます。ぜひ、ご一読ください。
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■特集1-1:コンファレンス共同委員長 新 誠一氏と渡辺 研司氏、アドバイザリーボード 佐々木 弘志への取材レポート!
『これからの重要インフラシステム・制御システムに求められるセキュリティ』
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「インシデントはいつ起こってもおかしくない」。DXの進展、リモートワークの増加により、企業はセキュリティに対する意識や基本理念を一新し、その取り組みを再考する必要に迫られている。
サイバーセキュリティは新しいフェーズを迎えている中で、柔軟性が高く動的な情報セキュリティ/システムセキュリティ・マネジメントが必要である。さらに、ゼロトラスト環境の実現も必須である。企業経営者やセキュリティ担当者は、全社的な企業防衛システムへの取り組みの参考にしていただきたい。
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■特集1-2:大手アルミ製造「Norsk Hydro」に聞く!
『ランサムウェアに感染し操業停止! その時何が起きたのか?』
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アルミニウム製造の大手企業のNorsk Hydro ASA(ノルスク・ハイドロ)のITの生産管理システムがランサムウェアに感染し、拠点のほとんどが一時的に操業停止に陥った。ノルスク・ハイドロ 上級副社長のハルバー・モランド氏の当時を振り返った危機対応の講演と、モランド氏と青山 友美氏(IPA 産業サイバーセキュリティセンター 専門委員)による対談に注目!
ノルスク・ハイドロの全社をあげた危機対応計画・準備は、日本の重要インフラ事業者や製造事業者にとって学ぶべき点が多い。ぜひ、自社の参考にしていただきたい。
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■特集2:2日間 16講演の取材レポート!
重要インフラサイバーセキュリティコンファレンス & 産業サイバーセキュリティコンファレンス レポート
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<掲載記事の一部をご紹介>
■中部電力パワーグリッド
『電力事業者の抱える具体的課題とOTセキュリティ向上への取り組み』
■アステラス製薬×PwCコンサルティング
『OTセキュリティを長期的成功に導く
ガバナンスとセキュリティ文化を醸成する具体策とは』
■西日本旅客鉄道/日本電気/日本原子力防護システム/中部電力パワーグリッド/日立産業制御ソリューションズ
『サプライチェーンのセキュリティを守るための調達仕様作成のプロセス』
■米国 SANS Institute
『産業用の重要インフラを標的にした攻撃が急増
OT環境やICSを確実に守る対応計画とは?』
■横河電機
『ポストコロナ時代も高まるセキュリティ要求、
OTシステムにおける「セキュリティと品質のジレンマ」はこう乗り切る』
■NTTコミュニケーションズ/森ビル/日本原子力防護システム
『コロナ禍で新たな課題も、ビルセキュリティもさらに進化、充実へ』
など16講演を取材レポートしています。