パンデミックの影響でECを取り巻く環境は様変わりした。以前から進行していたデジタルチャネルへの移行は劇的に加速している。全世界の小売業の売上のうちのECが占める割合は、2019年には14.1%だったが2023年までに22%に達する見通しだという。

しかし、現在、パフォーマンスが順調な企業もあれば、そうではない企業もあるだろう。ビジネス上の判断や投資の優先度は企業によって異なるが、それこそがコロナ危機下でのパフォーマンスの差につながっているはずだ。

本PDF「Eコマース最新事情」は、Salesforce Researchが、2020年8月中に実施した北米、中南米およびメキシコ、アジア太平洋、日本、ヨーロッパのB2B、B2C企業のコマース責任者1,373人を対象とした調査に加え、全世界で10億人を超える一般消費者、企業の購買担当者の行動分析を行った結果をまとめたものだ。

このレポートでは、調査の回答者を3つのグループに分類している。デジタルコマースにおいて、自分の組織が大きく成功していると評価しているグループ(全体の35%)とある程度成功していると評価しているグループ(55%)、また、自分の組織が成功していないと評価しているか、そもそもデジタルコマースにまったく投資していないグループ(10%)だ。それぞれの回答にどのように違いが出るのだろうか。

レポートではB2CコマースとB2Bコマースの現状を、「実店舗とデジタルの境がますますあいまいになってきている」ことや、「対面営業チームの今後の役割については、各業界によって意見が分かれている」ことなど、興味深い視点を交えて丁寧に解説している。

消費行動が劇的に変化したこの時代に、次の「一手」に何を選ぶか、小売り店、ブランド、EC事業者に今後の方向性を示唆できる内容となっている。付録の11業種別の統計データ、地域別の統計データも興味深い。ぜひ、ダウンロードしてご覧頂きたい。