コロナ禍という逆境下でも、日々の暮らしや経済活動を粛々と続けようと我々は知恵を絞り、とりわけデジタル技術の利活用については一気に進むこととなった。知人友人とのネット上での会話や、オンラインによる買い物やエンタメ消費。はたまたクラウドファンディングなどが活況になったことは記憶に新しい。ワークライフバランスや持続可能性などについて、じっくり考える契機ともなったことだろう。

 

それらの体験は、今後のビジネスの常識を大きく塗り替える。いわゆる新常態へのシフトだ。消費者の行動様式や価値観は一変し、それはまた企業に顧客エンゲージメント戦略の見直しを迫る。では今、最前線にはどのようなトピックがあるのか──。ここで参考になるのがリサーチ会社やコンサルティングファームなどが公表する調査結果などの「数字」だ。

 

本資料は、ニュースリリースや Web記事などでオープンになっている代表的な指標をピックアップしてまとめている。「コロナ禍が収束しても以前の生活には完全には戻らないと考えている人が4分の3」「都市圏に住んで仕事している人のうち地方移住に関心があるとの回答は27.9%」など興味深い数字が並ぶ。今後の市場動向に思いを馳せる上で大いに参考になる。すべてのビジネスパーソンにお勧めの内容だ。