企業のクラウド活用が近年広がっているが、それはデータの保存先がオンライン上へ変わったという話だけではない。これまで従業員がそれぞれのPCで実行してアプリは、端末にインストールするまでもなくクラウド上で直に実行できるようになった。バージョン管理などの手間は減った分、ネットワーク通信量(トラフィック)は激増。となれば、通信路をコントロールするロードバランサーやリバースプロキシに求められる性能・役割も、かつてとは異なる。

 

これまでロードバランサーはハードウェアとして提供され、オンプレミスで運用されるのが一般的だった。ではクラウドネイティブの時代にはロードバランサーもクラウド対応となるべきなのか? その疑問に答えるのが本資料だ。全4ページとコンパクトながら、情報をグッと凝縮している。

 

アプリ開発者にとって役立つ情報も多い。例えば大手のクラウドプラットフォームは、仮想サーバー以外にロードバランサーやリバースプロキシを提供しているが、独自の設定方法のため学習に時間がかかったり、機能不足の場合もあるという。アプリ開発の高速サイクル化、DevOpsなどの浸透によって、エンジニアにかかる業務負担は増えている。効率アップに繋がる手段を編み出すためのヒント集として、是非ご活用頂きたい。