社内外に溢れるデータをビジネス価値に昇華させるセンスとスキルが企業の成長を大きく左右することは間違いない。しかし、デジタルテクノロジは両刃の剣だ。データの安全性やセキュリティに関して一歩間違えると、企業の信頼性も競争力もたちどころに失墜してしまう。

 

攻めと守りをバランスよく両立させてデジタル時代を邁進するにはどうしたらよいのか──。この難しい問題に対して、セールスフォース・ジャパンが具体策を提示しているのが、この資料だ。SFAを筆頭にエッジの効いたクラウドサービスを先陣を切って展開してきた同社だけに、責任共有モデルの具現化といった地に足のついた内容になっているのが印象的だ。

 

●ユーザー企業とサービス提供企業との責任分掌のあり方とは
●セールスフォースはどのような標準機能や拡張製品を用意しているか
●ユーザー企業が漏れなくやっておくべきことは何か
●AIなどの最新テクノロジの恩恵をどう受けるべきか
●内部不正に対して、どのような策を講じておくべきか

 

システム上の仕組みだけに依存せず、心理的アプローチも含めて分かりやすく解説しており、大いに参考になる。すべてのビジネスリーダーに一読をお勧めしたい。