ChatGPT、Gemini、Copilot…などの生成AI(ジェネレーティブAI:Generative AI)が連日のようにメディアを賑わせている。うまく味方につけることができれば、業務の効率や品質を大幅に高められるだけにビジネスの現場で使い始めている人も少なくない。では、業務活用はどこまで進んでいるのだろうか──。

 

ここで紹介する資料は、Impress Business Library編集部とインプレス総合研究所との共同企画として実施した「ビジネスパーソンの生成AIの利用に関する調査<2024秋>」の結果をとりまとめたものだ(Webアンケート形式、有効回答890人)。2023年にも同様の調査を実施しており、この1年でどのような変化があったかを浮き彫りにしている点でも興味深い。

 

例えば、「自分の業務に生成AIを活用してるか?」との設問に「活用している」と回答した割合を見ると、2023年に35.7%だったものが2024年には50.4%となり大幅に増えている。そのほか、現状の用途や期待する効果、懸念材料など多岐にわたる質問項目を盛り込んでおり、AIの業務活用を検討する際の参考指標として役立つだろう。すべてのビジネスリーダーに一読を勧めたい。