エンタープライズ領域における現在のAI活用の成熟度はどの程度なのだろうか──。この疑問に答える代表的な指標として「Enterprise AI Maturity Index(エンタープライズAI成熟度指数)」がある。ServiceNowが、米調査会社ThoughtLabなどの協力を得て世界的な動向を定点観測しているものだ。その中から、特にテクノロジ企業にフォーカスして注目ポイントを解説しているのが本資料である。

 

様々な分析結果が掲載されておりどれも参考になるが、中盤以降で言及している「先駆企業(回答のあったテクノロジ企業の中から特に優れた一群を抽出)」に見られる傾向がとても興味深い。例えば、AI活用による粗利益率の推定増加分に着目すると、先駆企業が12.8%なのに対し、他のテクノロジ企業は8.7%と顕著な差があるといった具合だ。

 

本資料では、単に調査結果を並べるのではなく、そこから導かれた「推奨されるアクション」にも踏み込んでいる点が特徴的だ。


・トップダウンでAIビジョンを策定し組織全体に浸透させる
・解決すべき課題と得たい成果を明確にすることから始める
・自社だけでAIを進める必要はなくエコシステムを活用する

 

全体トレンドから先駆企業の特徴へと深堀りしていく過程を通読することで、最後の締めにある推奨アクションが説得力を伴って響くことだろう。