もはやデジタル変革とモダナイズを行うかどうかは論点ではなく、いつ行うかが最大の問題──。この資料の冒頭には、こう記されている。確かに、昨今のビジネスはデジタルテクノロジーと表裏一体であり、クラウドに象徴される最新の潮流にうまく乗ることが大命題だ。
もっとも、歴史ある企業ほど過去からのシステム資産や、それに付随する文化や習慣があり、革新的でアジャイルな最新の流儀に完全に移行するのは簡単ではない。しかし、それをしなければ競合の後塵を拝するのみ。市場の変化ペースに速やかに追随できる組織になることこそが持続的成長の起点となる。
その具体論として、「クラウドネイティブへの道のり」をどう描いて、どう邁進するかを指南しているのが当資料だ。「クラウドに対応した文化と慣習の 構築」「従来のアプリケーションの移行計画の作成」など8つの検討事項を挙げつつ、それぞれのポイントを分かりやすく解説している。すべてのビジネスリーダーに一読をお勧めしたい。