企業が自社Webサイトの改善に日々取り組んでいく中で、近年特に重視されているのが表示速度・反応速度である。表示が速いほどユーザー体験は向上し、それは売上や訪問者数の増加に直結する。一方、遅いサイトはそれだけでユーザーの離脱を招きかねない。ECサイトはもちろん、見込み客を集めたいB2Bサイトにとっても「速さ」は無視できない。

 ただし、この表示速度を客観的に把握するのは難しい面もある。Google Analyticsである程度の計測はできるが、基本的にはサンプリングされたデータ。全体像を把握するには役立つが、様々な事象を個々に深掘りするには、さらに詳細なデータが必要だ。

 この課題を解決するための1つのアプローチが、全数データの把握である。あらゆる種類のブラウザーをバージョン違い含めて判別し、地域によって速度の偏りがないかをモニタリングする。ここまではサンプリング調査だけでも分かるが、さらに全数データを取得できていれば、ある特定ユーザーだけに発生しているトラブルなどを顕在化させられる。

 事業者向けの間接資材ECサイト「モノタロウ」を展開するMonotaROは、まさにこの全数データをサイト改善に役立てている企業だ。

 本資料では、現場で発生する下記のような様々な疑問や課題にMonotaROがどう対処していったのかを詳しく解説している。

●表示速度モニタリングツールを内製するにも限界がある
●コンテンツを修正したが、本当に速くなったのか確認したい
●色んな条件を変えて、リアルタイムにモニタリングしたい
●地域別に表示速度をみるといっても、海外では都市ごとに差があるから比較が困難

 Webサイト改善に取り組む企業担当者は、貴重な証言を是非その目で確認してほしい。