少子高齢化が進むなか、多くの企業は“人手不足”という課題を慢性的に抱えている。さらに、2020年初頭からのコロナ禍などもあり、業務やサービスのデジタルシフトがより強く求められるようになっている。

そうした状況のなか、業務効率化やコスト圧縮、人的ミスの削減手段として注目されるのが、RPA(業務プロセス自動化:Robotic Process Automation)だ。OCR(光学文字認識:Optical Character Recognition)と組み合わせ、一連の業務プロセスを自動化する取り組みに着手する企業も増えている。

といっても、これまでのOCR技術は、その期待に応えるにはやや実力不足だったと言わざるを得ない。例えば、読み取りの精度が不十分であったり、あらかじめフォーマットが決まった書類にしか適用できず、多様な形式の書類に対応できなかったり、コストが高額だったりして、どうしても活用範囲が限定的にならざるを得ないケースが多かった。

これらの課題を解決できるのが、LINEの提供する「CLOVA OCR」だ。AI技術を活用したLINE独自開発のAI-OCRであり、下記のような特徴を持つ。

・世界トップレベルの認識精度:ICDAR(文書解析と認識に関する国際会議:2019/3/29時点)において、4分野で世界No.1を獲得

・特定帳票への対応:事前設定なしでも、領収書や請求書など、多様な形式の書類を構造化データとして読み取れる

・リーズナブルな課金方式:1項目あたりいくらではなく、1枚あたりいくらという課金方式を採用

本資料では、CLOVA OCRの解説や特長に加えて、LINEサービスとの連携を含むさまざまなユースケースも提案している。単純な業務効率化のみならず、オンライン本人確認(eKYC)など、顧客の利便性やCX向上にもつながる事例を紹介するほか、OCRを活用した業務改革に成功するために導入時に考えておくべきポイントなどにも触れている。

業務効率化やコスト削減はもちろん、“攻め”のIT投資を検討したい担当者には、ぜひご一読いただきたい。