アプリケーションやWebサービスの開発を迅速化・効率化するため、コンテナ仮想化の手法が近年急速に広まっている。その中でも「Kubernetes」は、コンテナの運用管理ソリューションとしてデファクトスタンダード的な座を獲得しつつあり、エンジニアにとっては「Docker」と並ぶ重要なスキルと言えるだろう。
とはいえ「Kubernetes」がカバーする領域は広範で、機能の全貌を理解するのはたやすいことではない。そこで、アプリケーションやクラウドの動作監視SaaSで知られるNew Relicが、「Kubernetes」の基礎について解説する全30ページのテキストを公開した。入手は無料だ。
テキストは全5章構成。第1章が「リクエストとリミットを使ったクラスタ容量の管理方法」、第2章が「ヘルスチェック(プローブ)の使い方」であることからも分かるように、徹底的にエンジニア視点で解説した資料となっている。コマンドラインの入力例も豊富で、また「Pod」「Secret」「ボリューム」など固有機能の解説にも多くのページを割いている。「Kubernetes」をこれから学びたい開発者は是非ご一読を。