日頃の業務で使っているサービス/システム/アプリケーションの体感性能が落ちてくると、現場の担当者はイライラを募らせ、生産性も業務品質も低下させることにつながってしまう。さらに、これが一般消費者向けだとすると、二度とアクセスしてくれないかもしれない。今やビジネスとデジタルは表裏一体なのだ。

たからこそIT部門はデジタルサービスの質を確保することに神経を尖らせている。もっとも、昨今は環境が複雑化の一途をたどっていることが影響して対応が後手に回ることもしばしばだ。システムやサービスが個別に出力するログやメトリクス、あるいはアラートの類があまりにも膨大すぎて“消化不良”に陥っているのである。

データから、実用的な知見やコンテキストを抽出するにはどうしたらよいのか。ここで 熱い視線が送られているのが「オブザーバビリティ(可観測性)」や、その先を行く「ユニファイド・オブザーバビリティ(統一された可観測性)」という概念だ。本資料は、これらを分かりやすく解説したものであり、以下の観点にフォーカスしている。

●デジタルエクスペリエンスに関して、いま最もIT部門を悩ませている事象
●オブザーバビリティとは何かと、それが必要な理由および現時点での課題
●さらに先を行くユニファイド・オブザーバビリティが企業にもたらす価値

運用業務にこそデジタル変革が必要だと感じている全てのビジネスリーダーに一読をお勧めしたい。