企業が顧客と繋がるための手段は、時代に合わせて変遷を遂げている。昭和の時代であれば郵便によるダイレクトメール、固定電話への発信が主流だった。そしてインターネットが普及した平成以降はメールが一気に台頭。しかし、携帯電話のキャリアメールの勢いは影を潜め、メッセージング専用アプリやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)があらゆる場面で存在感を放っている。

 

そんな令和の時代に、今改めて注目されるのが「SMS」である。そう、携帯電話番号宛てに70字程度の文字を送れる、あの「ショートメッセージサービス」だ。成熟しきったテクノロジーに思えるが、メールアドレスやメッセージアプリ専用IDではなく、あくまで携帯電話の電話番号に宛ててメッセージを届けられるので、見落としが少ない、他の連絡手段と比較して埋もれづらいとされる。

 

メリットはこれだけでない。例えば顧客にWebアンケートに回答してもらいたい場合、SMSで依頼を送信すると回答率が向上する傾向があるという。こうしたSMSの使い道について、業種別に15事例を解説する資料が公開中だ。メールやLINEとはまた異なる、SMSの潜在能力を知るきっかけとしてご活用いただきたい。