社内稟議における申請~承認プロセスのスピード化は進んでいるだろうか。リモートワークの普及や働き方・働く場所の多様化が進んだ今、稟議システムに目を向ける好機が到来している。

 

備品の発注から営業部門における価格調整や新規取引開始の許可申請、契約をめぐる法務チェックなど、申請と承認に関わるプロセスのスピード化は、時にビジネスの成否をも左右する。しかしながら、通知機能が弱く承認依頼を頻繁に見逃してしまう、システム利用が職場からに制限されており出張先で承認ができない、といった申請・決裁者双方の負荷観点の課題に主眼をおいたシステム運用がなされているケースは意外にも多いとはいえないようだ。

 

本書は、こうした申請・承認をめぐる一連のプロセスの効率化に関して、システムの全面刷新に取り組んだ企業の事例集である。“それまでオンプレミスだった旧システムをクラウド型かつビジネスチャット連携にも対応した新システムに入れ替えることで、どのような恩恵を手にしたのか”について、現場担当者が抱えていた悩みをはじめとする“生の声”が寄せられている。スマートフォンの活用はもとより、チャットツールをはじめとしたコミュニケーション手段が大きく進化した今だからこそ、これらとのシームレスな連携がもたらす効果や社内業務の更なる自動化に、ぜひ目を向けてみていただきたい。労働生産性の向上につながるヒントを見つけ出していただけるはずだ。