SCM(サプライチェーン・マネジメント)が浸透して企業間の綿密な連携が可能となったが、ひとたび「業務が止まる」などの事態が発生すれば、上流から下流まで、すべての取引先に影響を与えてしまう。

 社会インフラ、消費者に近い製造業や流通業などでは、サイバー攻撃への対策は社会通念として重要な項目に位置づけられている。しかし、重要な役割を担う工場などの現場においてもサイバー攻撃への対策は万全といえるだろうか?

 効率的な事業運営のため、製造や制御のシステムまでもが外部ネットワークに接続される「IoT化」が急速に進み、連携は長く細部にまで張り巡らされている。サイバー攻撃者はそうした流れに目を付けて工場や現場に巧妙かつ悪質な攻撃を仕掛ける。その結果、ライン停止だけでなく、工場全体の操業停止、SCM全体の停止に陥る可能性もある。

 本資料では、信頼を失墜させかねない「セキュリティ脅威」への知識と対抗策のヒントが多く記されている。資料後半ではマンガでポイントをわかりやすく説明。セキュリティに詳しくない上司など周囲への説明にも活用できる資料だ。