企業と政府が一体となって進めている「働き方改革」が大きな注目を集める中で、業務を効率的に推進し、長時間労働の抑制と生産性向上を図るためのツールとして、「マニュアル」は欠かせないものだ。だが、マニュアル作成自体が情報システム部門や業務部門にとって大きな負担となっているのが実情ではないだろうか。

 事実、操作手順に基づいた業務フローの策定から対象画面のキャプチャや説明コメントの入力、出力するファイル形式に応じたレイアウト調整等、作業工程が多岐にわたる。本来、長時間労働の抑制やコスト削減のためのマニュアル作成が、それらの問題に拍車をかけることにもなりかねない。

 これらの課題を解決するものが、マニュアル作成ソフトだ。マニュアル作成の様々な工程を効率化することで担当者の負担を大幅に軽減するとともに、コスト削減も実現する。

 本書は、マニュアル作成ソフトの選択に際して注目すべきポイントはどこにあるのか、また、その導入によって、いかに時短とコスト削減を実現可能となるのか、事例を交えて解説する。具体的には、テンダが開発したマニュアル自動作成ソフト「Dojo(ドージョー)」を題材に取り上げ、マニュアル作成で負担となっていた、「画面のキャプチャ」「編集」「ファイル出力」の3つの工程を効率化する「自動化機能」のポイントともたらされるメリット、そしてマニュアル作成だけに留まらない社内外業務における多彩な活用例についても紹介する。

 働き方改革の推進、そのためのマニュアル作成に悩まれているのであれば、ぜひご一読いただきたい。