手作業で行っている業務をロボットにトレースさせることで自動化するRPA(Robotic Process Automation)。コスト削減や業務効率化を目的として、導入企業は堅調に増えているものの、うまくいっていないという声も聞かれるようになってきた。よくあるケースは以下のようなものである。

・ ケースA:RPAの導入効果は確認できたが、ライセンス料がネックとなり、限定的な導入に留まっている。
・ケースB:導入済みのRPAに改修が必要になったが、改修コストが捻出できず手作業に戻してしまった。
・ケースC:人材不足等でRPA開発を内製化できず、開発費が高止まりして大規模導入が困難。

この3つのケースは、それぞれコスト、運用、教育の問題ということができるだろう。

RPAに期待されていることは、「システム化したいが予算がない」、「システム化するほどの規模ではない」などの理由で、手作業のまま残されてきた作業を自動化し、業務効率を上げることだ。したがって従来のシステム開発に比べて低コストでなければ、本来の意義を失ってしまう。

さらにRPAは、現場の定型作業を代行するものだから、現場のスタッフが扱えないとうまく運用できない。最初はロボット開発を外部に委託したとしても、ずっと外部に頼りきりでは業務プロセスの変更やシステムの仕様変更に追随できなくなってしまう。開発の内製化を目指して社員教育を行う必要があるわけだが、そこにも教育コストという壁がある。

こうした状況の中、累計5,000社を超えるRPAの導入・運用支援の実績を持つディップ株式会社は、満を持して自社ブランドのRPAとして「コボットPlatform」の提供を開始した。コボットPlatformには、RPAを取り巻く課題に対するディップの回答が詰め込まれているという。本資料では、コボットPlatformがコスト、運用、教育の課題にどう対応しているかを解説する。RPA導入を検討中の企業はもちろんのこと、導入したRPAがうまく成果を出せていないという企業の担当者もぜひ参考にしていただきたい。