日本の企業活動の中では「紙文化」「ハンコ文化」が根強く残るとされている。新型コロナウイルス問題の拡大初期にテレワークの必要性が叫ばれたものの、一方で「承認のハンコを押すために出社する」「請求書が郵便で会社に届くため在宅ワークできない」などの声が各所から出たことをご記憶の方は多いだろう。

 

ハンコの代替ソリューションとして、利用が急速に広がっているのが「電子署名」だ。その電子署名サービスで知られるドキュサイン・ジャパンが実施した調査によれば、回答者の6割が紙ベースの契約に不便さを感じているという。現場担当者が明確に不満を感じていて、しかも紙・ハンコ前提のビジネスフローでは単純に時間がかかる。ECや電子メール、さらにはビジネスチャットも台頭しつつある以上、ハンコのあり方は今一度見直されるべきだろう。

 

ドキュサイン・ジャパンでは、脱ハンコにこれから取り組もうという企業向けにeBook「一冊でわかる! 電子署名ガイドブック」を公開した。電子署名の定義にはじまり、日本国内における電子署名の適法性とその根拠法、WordやPDFで作成した書類でどうすれば電子署名できるのかまでを徹底解説している。電子署名入門ガイドの決定版として、是非ご活用いただきたい。