消費者は賢い。店頭販売とEC、その2つを消費者は常に天秤に掛け、どちらを使えばお得なのか、 どう使い分ければ生活が快適になるのか考えている。一般消費者ビジネスを展開する企業は、ECに参入しているか否かに関わらず、EC業界全般の動向にアンテナを張っておくべきだ。

 

本書は、国内主要EC事業者の最新動向を全22ページに渡ってまとめたガイドブックである。巻頭の特集は「2022年版 EC売上高ランキング」。文字通り、各社の売上高を調査し、その順位が集計されている。第1位はおなじみのあの企業だが、第2位との圧倒的な差がどれくらいか、ぜひ実際の誌面でご確認いただきたい。

 

そして、上位200社が導入している決済手段、送料無料ラインの調査も必見だ。消費者にとっては、決済手段は多ければ多いだけ、送料無料になる注文金額が低ければ低いほど良いが、しかし事業者にとってECは継続可能なものでなければならない。どの資料も、EC業界のベンチマーク把握に大変役立つ資料となっている。現にEC運営を担当している方はもちろん、営業・販売に携わる多くの関係者にご覧いただきたい。