近年、企業におけるシステム構築・運用の手段として、パブリッククラウドの利用が急速に浸透しており、オンプレミスで運用していた業務アプリケーションをパブリッククラウドに移行する企業が増加している。また、システムを新規構築する際、クラウド利用を第一に検討する「クラウドファースト」という考え方を基本にする企業も増えてきた。

 とはいえ、クラウドの本格活用に際して、信頼性や運用管理性、セキュリティなどへの不安から足を踏み出せず、企業の中には、「システムはオンプレミスで構築、運用するべき」との考え方も根強く残っている。そして、いざ、クラウド化に踏み出そうとしても、市場には国内外を問わず多数のクラウドサービスが存在しており、「どれを選んだら良いのか」と頭を悩ます担当者も少なくない。

 こうした課題に対して、ニフティクラウドは2010年1月のサービス提供開始以来、継続的にエンタープライズ向けの機能を強化し、着実に応えてきた。現在では、純国産クラウドサービスとして、4,500件以上の導入実績(2016年3月31日現在)を持つに至っている。本資料では、他社サービスに対してニフティクラウドの優位性はどこにあるのかを、エンタープライズクラウドに求められる要件に基づき、解説していく。

 また、実際にニフティクラウドを基幹業務に導入し、成果を上げている企業の事例も2例掲載。クラウドサービスへの移行によりどのようなメリットを得られたのかを、具体的に紹介する。