米IDCの予測によると、2022年までにグローバルで新しく開発されるアプリケーションの90％はマイクロサービスアーキテクチャを採用し、本番稼働しているアプリの35％はクラウドネイティブになる見込みだという。こうした潮流に日本市場も追随し、コンテナやサーバレスなどの技術の採用が積極的に検討されていくだろう。

活況な領域には世界中の優秀なエンジニアの英知が結集されるのが常であり、その恩恵に預かれるのが先行者ならではのメリットだ。かつては、新しいコンセプトが出てきて間もない時期は技術が枯れておらず相応のリスクが内在していると見る向きが多かったが、昨今は様相が異なる。特にセキュリティ対策においては、当初から徹底した配慮がなされる傾向が強く、理に適った新機軸が各社から打ち出されるとあって、市場から熱い視線が送られているのだ。

ここで紹介する資料は、コンテナの運用基盤としてデファクトスタンダードに位置づけられるKubernetes環境を対象に、セキュリティ対策の最新動向を解説したものだ。クラウドを筆頭とするエンタープライズ分野の技術的な転換期、そしてテレワークが象徴するような働き方の大々的な変革期を迎え、セキュリティ対策にも従来とは一線を画した発想が不可欠だ。そんな新常識を知りたいビジネスリーダーにお勧めの内容になっている。