企業を取り巻く昨今の潮流には、デジタルトランスフォーメーション(DX)や働き方改革に代表されるように、とかく改革の2文字が躍り、デジタル化が重要な要素として取りざたされる。あたかもデジタルの導入が企業改革の核心であり目的と捉えるミスリードも巷に散見される。

 

多くの企業で推進されるデジタル化の目的は様々だが、目的に至る行程には必ず人間が介在する。顧客体験(CX)は、最終的に商品・サービスを選択するのは人であり、ビジネスの素早い意思決定をサポートするBIツールなども、判断する経営陣も、人である。業種や業界によって差違はあるが、ビジネスの大半は「いかに目的に合った情報を的確に相手に伝えるか」に集約されるのではないだろうか? また、昨年より広がる新型コロナウィルスの予防措置としてテレワーク環境での勤務形態を採用する企業も多く、不慣れな環境下でのテクニカルトラブル等で社員からの問い合わせが殺到している。リモートでのサポートにあたるIT部門やサポートデスクが困窮する事例も数多く報告され、担当者が苦心して各種マニュアル、FAQ、トラブルシューティングガイドなどを充実させて対応するにもかかわらず、このような事態は高い頻度で発生している。確かに情報を伝える取り組みは充分ではあるが、的確に伝わるか? といったユーザー軸への注力が不足しているにようも思われる。いわば要因はコミュニケーションの課題であり、リアルでもリモートでも、デジタル化を軸とした企業改革などでも、あらゆる施策は「伝える」と「伝わる」の両立なくしては空転を繰り返すばかりで、非効率を生み企業にとってネガティブな影響を与えるといえる。

 

本書は、マニュアルツールの導入事例を紹介する。事例となる5つの企業は、顧客向けマニュアル、社員教育、社内ルール、社内マニュアルなどさまざまなシーンで課題を抱えており、明確な目的をもってTeachme Bizを活用し、製品機能を駆使することで「届ける」「知らせる」「伝わる」を充実させて課題を解決している。いずれの企業も、活用範囲を広げることによる新たな改革への手応えを語っている点が非常に印象深い。同製品は作成から、公開、更新、アクセス管理、閲覧者からのフィードバックなど多彩な機能を備えており、AWS(Amazon Web Service)の使用や情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO27001」「ISO27017」を取得していることから運用面・安全面も信頼できる。マニュアル作成にとどまらず、コミュニケーションの課題を払拭することで、企業のあらゆる方面での改革に円滑さを注ぐ可能性を秘めている。ぜひ本書をご一読いただき、その実力を体感した企業の生の声をご確認いただきたい。