企業のネットワークインフラの重要性は企業成長に関わる経営課題だ。ITが企業成長の要となって久しく、業務を効率的に走らせるにも新たなサービスを開始するにもインフラはすべての土台となる。

 

投入されるコストは当然大きくなる傾向にあるが、いかに経営資源を有効に投入していくかはやはり企業活動の手腕が問われる部分でもある。インフラに求められる要件は年々多様化してきているが、信頼性と可用性の2要素は絶対に除外できず、いずれも綿密なテストを経て実現できる項目といえる。プロジェクトが開始されれば上流工程に続き開発プロセスに進むが、テストには最も多くの時間と労力が割かれるケースが多いのではないだろうか。本番環境の疑似再現にはテスト用機材調達を要し、さらに人員数に加え熟練のエンジニアを投入しなければならない。大局的見地では、生産性を下げて品質を担保している状況といえる。テストにおける生産性と品質を両立は現代企業における成長の課題といえるだろう。

 

本書は、ファイアウォール・ネットワークテストの自動化製品である「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」を俎上に載せ機能を解説する。同製品はネットワークインフラ構築時に実施するポリシーテスト、ネットワークテスト、スループットテスト、セッションテストを実施する。詳細は紙面に譲るが、テストシナリオが準備するだけで自動でテストを実行し、人為的な取り忘れが生じやすいエビデンスについても自動保存される。既にハードウェアアプライアンスとして定評のある同製品だが、現在では仮想アプライアンス版に一本化された(2021年10月7日リリース)。仮想アプライアンス版は、Windows10 Pro上の仮想化システムHyper-Vで動作し、業務で日常的に使用する端末等にインストール可能になるため、さらなる機材の削減、持ち運びやすさ等の利便性も向上している。出社制限や密を避ける近年の世相にも合致し、人為的なミスの排除、テスト工数の大幅な削減が実現されるだろう。本書をご一いただき、企業成長の課題を解消することをおすすめする。