新しい製品やサービスの開発に際して、消費者リサーチを実施するのは今や当たり前だろう。使っている製品にどんな不満があるか、どんなサービスがあったら便利か、その製品がいくらだったら買いたいか。開発担当者はそうした声を効どうすれば効率的に集められるか、日々知恵を絞っている。近年であれば、記述式アンケート調査よりさらに踏み込んだ、インタビュー調査がよく利用されている。

 

しかし、インタビューで消費者に「欲しいものは何か」と単に聞き、それを満たす製品を作るだけで全ての問題が解決解決するかと言えば、それは難しい。消費者は、心の内にさまざまな想いをもっているが、その全てを分かりやすく言葉にできるとは限らない。また、質問してくる相手(企業側)の表情やふるまいから、“望まれているだろう答え”を即興で用意する恐れすらある。

 

そこで重要なのは、インタビュー調査の進め方だ。オンラインインタビュー調査サービス「Sprint」を手がける株式会社ジャストシステムが、そのノウハウを徹底的に集めた資料を公開している。「はい/いいえで答えられる質問はしない」「『なぜ?』と聞くことの危険性」を筆頭に、極めて実践的な解説が40ページ超に渡ってまとめられている。マーケターならずとも必見の内容。ぜひご覧頂きたい。