マイクロソフトは、2025年10月以降、主要なメガクラウドサービス上に、SPLA (Services Provider License Agreement)ライセンスの持ち込みができなくなるとアナウンスした。

 

SPLAライセンスとは、サービス提供事業者等が、第三者であるエンドユーザーに対してマイクロソフト製品ライセンスをサービスとして提供可能とするものだ。すなわち、サービス提供事業者はマイクロソフト製品を使ってクラウドサービスを構築し、エンドユーザーは直接マイクロソフトと契約することなく、そのサービスを利用できるわけだ。

 

だが、2025年の規約変更により、対象となる4つのメガクラウド(Alibaba Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud、Microsoft Azure)では、そうしたサービスが提供できなくなる。これに該当するサービス提供事業者は何らかの対応策を講じる必要があるわけだが、考えうる対応策には、それぞれメリット・デメリットがある。

 

本資料では、SPLAライセンスの詳細を解説するとともに、対応策について考察、コストや工数、リードタイム、ユーザーへの影響などの点から現実解を探る。ライセンス規約変更まで約1年半となった今、この問題に取り組む方にはぜひ参考にしていただきたい。