多くの企業がWebサイト上で自社ビジネスを広くアピールするにあたり、他社との差別化を強く意識して構築・運営にあたっていることだろう。

 商材にかかわらず、品質の優位性や上質さをユーザーに訴求するには、1000の言葉を並べるよりも、1点の画像の方がより強烈な説得力を発揮するケースも多い。そのためにWebサイト上にも視覚的アピールのため、高品質画像をふんだんに投入してはいないだろうか? 通信速度の向上がWebサイトのリッチコンテンツ化を後押ししているものの、画像表示の遅延がもたらす影響は無視できない。

 実は問題の根源は、高品質画像ではなく、画像についての「最適化意識」の低さにある。

 本書では、大手ハウスメーカー・不動産会社であるミサワホームが表示速度改善に挑み、そこから「コスト削減」「社内の意識改革」にまで波及していった成功事例を解説する。アクセス解析などを綿密に改善努力を実行しているが、改善効果の“手応え”を得られていないWeb担当者は、画像の最適化を再認識してはいかがだろうか。