コロナ禍の発生から約3年。この間、感染抑止対策で人々は翻弄された。その中でリモートワーク技術が普及・浸透したことは一筋の光であったが、とはいえエッセンシャルワーカーや、フェイストゥフェイスでなければ業務効率が著しく落ちる職場は存在する。そうした現場の苦労はどれほどのものだったろうか。

 

世界最高峰レースへの参戦で知られるメルセデスF1チームも例外ではなかった。勝利のためには少しのミスも許されない。世界各地を転戦しつつ、英国の本拠とは密接にコミュニケーションしなければならない。さらにはCO2削減への配慮も求められる。

 

同チームではコロナ禍に際して、いち早くリモート接続ソリューションを導入。開発テストの模様をリモートで注視し、すぐさま改善案を指示できる体制を整えたという。ただいま公開中のホワイトペーパーでは、ソリューション導入から利活用、レースのパフォーマンスにどんな影響を与えたかまでを解説している。一般企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上での情報源としても役立つはずだ。